タスペーサーとは?
宇部市M様邸
屋根・外壁塗装工事
今日はタスペーサーについて
少しお話させていただこうと思います(^^)/
今回塗装工事を承りましたM様邸は
スレート屋根のお家なので
下塗り後にタスペーサー(縁切り材)を取り付けます▼
タスペーサーとは
スレート屋根の塗装を行う際に、
塗料が屋根材同士の隙間を塞いでしまうのを防ぐために行う
「縁切り作業」に使用する道具です。
縁切り作業は元々、職人さんがカッターなどを使用して
1枚1枚手作業で行っていた作業で、時間と費用のかかる作業でしたが
タスペーサーを使用することで作業にかかる時間が大幅に短縮できるので、
職人さんにとっても、お客様にとってもとても有難い道具です(^^)
そもそもなぜ縁切り作業を行うのかというと、
屋根材同士に隙間を作ってあげることで
屋根の内側への浸水を防いだり、結露を防ぐことができるからなのです。
縁切り作業を行うことで浸水や結露を防ぐというのは
一見矛盾しているように思えますが、縁切りをしていない場合には
実は微妙に開いてしまった狭すぎる隙間から水を吸い込んでしまったり
反対に、完全に隙間が塞がってしまった場合に
日中暖められた屋根が夜に冷やされてできた結露を
外に逃がすことが出来ず、屋根の内側が腐食してしまうのです。
そういったことが起こらないように
工期も人件費も抑えて縁切りを行うために必要なタスペーサー。
スレート屋根の塗装工事の際、
「タスペーサー取付工事」という言葉を耳にしたときは
『あ~、このことね!』と思ってみてくださいね(^^)/