抗菌と抗ウイルスの違いにご注意ください
新型コロナウイルス感染症がまだまだ猛威を振るい
先日から宇部市でも高齢者を対象にワクチン接種の予約も始まりましたが
ここ最近で、ショッピングセンターや公共施設、
店舗、学校、幼稚園等でのウイルス対策の記事や投稿を
よく目にするようになりました。
そこで、コロナ対策の製品がたくさんある中、
とても重要な部分になる【抗菌】と【抗ウイルス】について
ご存じの方も多いと思いますが、違いを少しお伝えしようと思います。
まず大前提として
今回の新型コロナウイルスは《ウイルス》であり、《細菌》ではないので
抗ウイルス製品を選ばれると思うのですが
【抗ウイルス】の製品を判断する基準に
抗ウイルス性能評価試験(ISO21702)というものがあります。
この試験では、抗ウイルスの性能を「抗ウイルス活性値」として表し
活性値2.0以上であれば抗ウイルス基準をクリアしていると評価されます。
そして肝心の、抗菌と抗ウイルスの違いですが
抗菌=【製品表面上の細菌の増殖を抑制すること】
つまり、菌を長時間増やさないようにすること
抗ウイルス=【製品上の特定ウイルスの数を減少させること】
(ISO21702)抗ウイルス性能試験では、
抗ウイルス加工した製品といていない製品を比較し
24時間後にウイルスの数が1/100以下になった場合に
抗ウイルス効果があると規定。
新型コロナウイルスに対しては
《ウイルス》に対して効果を発揮する対策を行う必要があり
その中でどのような製品を選べば良いのかの
一つの基準となるのがこの抗ウイルス性能試験です。
しかし【抗ウイルス】の性能を持つ製品は多く出回っていますが
抗ウイルス試験の結果や活性値の数字を公表している製品は
実はあまり多くありません。
今後の皆様のコロナ対策の目安として
抗ウイルス試験の結果に注目して、判断材料にされてみてください(^^)
ちなみに弊社では以前、ウイルスを撃退する壁!
でお伝えしております【オプティマスインテリアメディカルペイント】という
ISO21702で抗ウイルス活性値4.1という、基準値を大幅に上回った製品で
ウイルス対策工事を行っております。
施工内容など詳細はお気軽にお問合せください(^^)