家の基礎とは

家の足元を支える、最も大切な“基礎”。主に“鉄筋”と“コンクリ一卜”で築かれ、家の外側から内側からと、家を支え守ります。しかし日常生活において、その劣化はあまり気付きにくい場所でもあります。

基礎の劣化問題

基礎の劣化の要因は、経年によるものと、コンクリー卜を保護しているアルカリ性が、 空気中の二酸化炭素や車の排気ガスにより、中性化してしまうことにあります。
中性化を放っておくと鉄筋が酸化してしまい、錆びて膨張します。
そこで起こる爆裂現象によりひび割れが生じ、家のゆがみが発生。耐久性を下げてしまう結果になります。
これを放ったままにしておくと、修繕に莫大な費用がかかってしまうことに……
そうなる前に早め早めの「家の基礎チェック」をお勧めします。

イトーキ独自の考え方

家の基礎チェック

基礎を守る基礎保護コート

「基礎保護コート」は、基礎のコンクリー卜をこれ以上悪化させないように守ります。
「基礎保護コー卜」は、紫外線や雨など、水分による劣化を最小限に抑え、塗膜劣化も防ぎます(水分によるふくれも防止)。
また基礎が汚れても雨水で汚れを落とす“セルフクリーニング効果”もありますので、美観も保てます。
基礎のヒビ割れや剥離などは、「基礎保護コート」を塗る前に、特殊なモルタルで成形します。通湿性、耐汚染性(カビ・藻など)にも優れており、家の基礎を守ることができます。

イトーキ独自の考え方

基礎保護コートの工事の流れ

STEP01
基礎ハツリ工事
ヒビが入っていたり、もろくなった劣化コンクリートを剥がしていきます。
基礎ハツリ工事
STEP02
鉄筋ケレン工事
すでに錆びてしまった鉄筋を表面に露出させて、錆を落としていきます。
鉄筋ケレン工事
STEP03
鉄筋錆止め工事
施工後に、鉄筋が再び錆びて劣化しにくいように、サビ止めを塗っていきます。
鉄筋錆止め工事
STEP04
補修工事
劣化部分を剥がし終え、鉄筋を保護した後、断面修復材を塗り込みます。
補修工事
STEP05
仕上げ
断面修復材を塗り込み、平らにならし補修。「基礎保護コート」の準備完了です。
仕上げ
FINIDH
基礎保護コート
中性化・紫外線・雨水から基礎を保護し、通気性もよい保護コートを塗布します。
基礎保護コート